今週はHACHIと合わせて2本、
連載漫画が打ち切られました。
こちらは、綺麗に締められた方です。
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「主人公の恋を叶えること」
「塵が魔界に帰ること」
この物語の目的は、この2つです。
最終話、見事この2つを叶えています。
展開駆け足だったり、
作画技術が追いついてなかったり。
新人ゆえの悪戦苦闘の末に打ち切られはしたものの、
私の心にはその終わり方、綺麗なものでした。
打ち切られることを早期に宣告されたから、
四天王的な者を出して、
スピード解決で糸の色を赤にし、
この最終回にまで持ってきたのでしょう。
本当に描きたかったことであろう、
「恋に臆病になる必要なんかない」というテーマは、
最後まで描き切っていました。
(そんなテーマじゃない? 細かいことはいいんです!)
もう少し画力と描き分けが出来ていれば、
こんな早くに打ち切られることはなかったでしょう。
四天王から私も結構辛口な記事だったものですが、
この最終話、その手前の話だけは、
大いに評価します。
なんてったって、塵がキューピッドになった過去、
じっくり描かれていました。
やりたかった話もアイデアも、
全て出しきっての最終回です。
長谷川智広先生の、現在の集大成。
しかと見させていただきました!
なおこの最終回、
主要な伏線を全て回収しているので、
読後感も最高です。
というかゴルゴンさんは何してるんですかwww
ゆりちゃんが最後持っているコロッケには、
惣菜屋ゴルゴンの文字がwww
こういう細かい描写を、
隙あらばねじ込む貪欲なギャグ漫画への姿勢、
大いに買いです。
次回作に期待大です。
十全の引き出しに、画力向上と、
やることはたくさんありますが、
きっと成長した長谷川先生が帰ってくると信じて。
恋のキューピッド焼野原塵。
堂々の完結です!!
長谷川先生、お疲れ様でした!!!