彼のフロアに行くと、
無性にとんかつを食いたくなる。
守「久しぶりのアゲ太郎記事だな」
本誌に載った記念にと思ってね。
もう読んでないだろう、
と思ってたズバのろの読者様、
きっちり読んでますよ!
毎週かかさず読んでいるジャンプ+の漫画は、
【i・ショウジョ】と、
【ポチクロ】と、
【とんかつDJアゲ太郎】、
この3つです!
守「任侠漫画は読んでなかったか?」
アレは途中で駄目でした。
お姉ちゃんの秘密を探る回(相当初期)で、
心入れ替えたハズのおやじが娘に「雌豚」とか言っててね。
不快感が総立ちして以降読んでないのです。
守「ほう」
まぁそれはいいですよ。
ポチクロについてはまた後日として、
今回はとんかつDJについてです!
この物語、回を重ねるごとに主人公が、
ちょっとずつ成長していくさまが良い。
それも自己完結で強くなるのではなく、
他人との出会いと、
他人の生き様に感化された上で、
強くたくましく育っていきます。
守「番外編でフロアを回しているアゲ太郎は、
相当数場数を踏んだ最初から強いモード。
最初期のアゲ太郎と酷似しているのは、
番外編主人公だな」
ジェントル君でもそうでしたが、
主人公を第三者視点で見るという作風が得意な作者様。
今回はアゲ太郎と同じように、
フロアど新人の青年が主人公です。
守「まぁ結局、アゲ太郎とは別の方向に進化したがな。
社会を回すとか凄い」
主人公に感化されて成長する脇役。
これもまた王道です。
ところで、とんかつDJを読んでない人にとって、
今回の読み切りは多分、
「くっそ下手糞な作画や!?」
と驚かれたことだろう。
しかしそれは違います。
これでも相当上達しているのですよ。
昔の作画見れば一目瞭然です。
守「一読者としてどうなんだその発言?」
読者だから言えるんです。
それに私は、作画以上に物語が好きで、
その物語とこの作画が絶妙にマッチしているから好きなんです。
作画と物語性の融和って滅茶苦茶大事です。
例えば火ノ丸相撲を、
ストーリーをそのままに、
萌系の絵でやったら?
守「まず打ち切られるな……」
そうでしょう?
ではヒロアカを劇画調にやったら?
守「同じだな」
そうです。
その物語に合う作画。
これが重要なんです。
磯部みればわかりますでしょうが、
作画と物語が噛み合って出来た典型例です。
以前、ソーマの作者が磯部描きましたが、
違和感あったでしょう?
守「女の子の可愛さは継承されたが、
肝心の磯部に違和感しかなかったな」
そうそう。
だからとんかつDJの作画はこれで大丈夫です。
内容とマッチしていますから。
守「オイリー先輩。池田(?)。イー・ドンミョン。
魅力的キャラが多いんだよな」
一斗缶の油を飲む
まさかここまで重要キャラになるとは思ってませんでしたね。
池田くんは嫌なやつですが、
積雪の中フロアに来てくれる義理堅いやつです。
というかジェントル君に出てたような……。
イー・ドンミョンですが、
最初は韓流のごり押しがここにまでと焦りましたが、
普通に良いキャラで違和感はなかったです。
守「まぁ異国のDJに触発されて、
とんかつDJ目指しているし、
ワールドワイドなんだろう」
魅力的キャラが多数登場するとんかつDJアゲ太郎。
是非とも読んでみてください!
それではまた次回!
ラベル:ジャンプ+ とんかつDJアゲ太郎