なんやねんあのゴール……あんなゴールされたら、現代サッカーはまた、牧歌的パワーゲームと化してしまう。
良いねそれ! パス回しとかあざといファウル演技とかで攻守交替でボールを追いかけまくるサッカーよりも、ゴール一点目指す野心的サッカー!! 俺は大好きだね!
守「一時期お前がラグビー視聴に夢中になったのも、そこが原因だもんな」
今のサッカーは見ていてハラハラするだけで、熱のこもったドキドキがないのが問題。まあ全国代表戦しか見ていない感想だから、J1とかJ2はもっと熾烈なんだろうけどね。
では、この新たなるジャンプサッカー漫画の感想に参りましょう。
あらすじ
テコンドー日本代表選手として頭角を示していた男、バンバマサミ(漢字難しい)。彼は中学生のころ、テコンドー団体戦にも挑んでいたが、チームメイトに浴びせられた心無い言葉に激昂し乱闘。高校3年間の出場停止を通告された。新たなる青春を模索する中、クラス一可愛い子との会話で、【日本代表選手】という肩書が2人の中でアンジャッシュ。可愛い子が好きなスポーツ、サッカーに出場し、素人ながら凄まじき蹴りを発揮してゴールを決める。
守「ずぶの素人っていうのが良いな。読者目線で見ることが出来るから、専門用語とかも少しずつ覚えていけそうだ」
メジャーなスポーツ、それがサッカー。しかし、ジャンプ漫画でサッカーと言えば、即打ち切りの代名詞。連載前から私も不安満載で誌面を開いたとき、普通に良い漫画で面白かったのは驚きだった。
守「マイスターのような奇抜キャラ、銀魂テイストの東京湾、よくわからないドイソル。様々な漫画があったよな」
東京湾だけは読んでなかったわ……。
守「この漫画は、デフォルメ絵とハッタリ利かせたゴールシーンの落差が凄い。そして主人公に嫌味がないから、すんなり読むことが出来る」
王道の少年スポーツ漫画っぽくていいと思うよ。読んでて「なんじゃそれwww」ってなるシーンも多いけど、皆良いキャラしていて読んでいて楽しい。看板は難しいけど、中堅漫画にはなれるんじゃないかな?
守「まあ、全てはアンケ次第だけどな」
頼むよジャンプ……多分この漫画はもっと面白くなるはずなんだ……畑違いながらもプロフェッショナルとして、【蹴り】に特化した主人公の情熱、俺はもっと見たい!