神様は登場人物56億人の超大作小説を書き続けていて、人間を愛しているという理論。
守「それを説くのが猟奇殺人鬼というのがまた不可思議だな」
でもあのコンビ、唯一の勝ち組じゃねえか。
他の連中が、不幸や失意の中でどたばた死んでいくのに、
彼らだけ納得と僥倖の中で死んでいった。
守「人生エンジョイ勢はこれだから……」
まあ今回は製作会社繋がりってことで、【活撃!刀剣乱舞】のお話に絡めてみようとね。
歴史修正力とか抑制力? とか、何となーくわかるけどなんとなーくわからない。
ということなので、自分的に納得するための駄文続きますのでご容赦を。
守「といってもそんなに長くないけどな」
56億人の登場人物全員のドラマがあって、
脈々と続く系譜や因果、国の興亡から戦争物語、ラブストーリー、時に亡霊とかのサスペンス。
そりゃあそんな物語を悠久の時を使ってでも書きたいと思うなら、愛がなきゃ出来ない。
ひとえに、愛だよ。
守「じゃあその愛で作った物語を無理矢理修正しようというのが時間遡行軍で」
歴史を本来あるべき形に留めようとするのが本丸陣営。
まあ改革派と保守派の戦いだね。
神様的には自分が紡いできた物語が、編集も介さず勝手に変更されたりするわけだからね。
遡行軍に対して怒髪天も良いところでしょう。
守「それすら楽しんでいる感じもありそうだが」
可能性はZEROじゃないね。
じゃあここで例を持ってくるよ。
守「2話で起きた火事のことか」
本来よりも多くの人が死んだってことになっているけど、これって遡行軍が介入しているのは間違いないね。
(事実)城の武士たちが何十人も殺された→避難指示誘導員が足りなかった
(仮)火消隊が何人か殺されていた→消火スピードが遅くなった
守「生きていても避難指示してたかは知らんがな」
でもこの火事では、歴史の大筋は変わらない。
つまりこんな感じ。
神様「書いたー!! 追加文玉稿!! さてさて推敲せな……あれ? ちょっと待って!?
火事で456人死んだって言うのが579人になってる!? ええ、ちょ、困るよー!
……でもまあ、少し盛っても大丈夫か。次生まれる子の人数を少し足してしまえば問題ないね。
さて推敲完了! 酒じゃ酒―!」
しかし、2話の最後でほのめかした戦争が起きるとこうなる。
神様「えちょ、戦争!? 待って、勝てない勝てない! 今の日本に戦争まだ早いって!
今幕府終わったら攘夷志士の活劇が! あの傑作を根底から変更しなきゃいけなくなるじゃん!?
というか日本終わっちゃうじゃん!? ガンバレ刀剣男子いいいいい!!!」
守「歴史の大筋は変えてしまうと取り返しがつかないわな」
加えて、主が帰らなきゃならないのはこれだと思う。
神様「勝手に登場人物増えてるー!? 人間はダメ、刀剣はいいけど人間はダメっしょ!?
修正修正修正!! ここからいなくなれー!」
守「刀なら問題ないのか?」
一応人間というには異形だからね。戦闘能力もだけど、顕現する際には刀の姿で出てきたし。
あれよ。時間を遡るにあたって関所みたいなところあってさ。
刀なら物品で通せるけど、人間だとタイムパトロール出撃とか。
守「タイムパトロールが、要するに検非違使か」
で、刀剣男子と言えども歴史変えすぎると検非違使が出てきて、
「男子―! 逮捕だー!」ってノリで襲い掛かってくるってことね。
(花丸とまた設定が違うので一概に正解とは言えませんが)
守「……1話の女の子、検非違使に殺されそうだな」
せやな。
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