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2018年01月24日

『バーチャルYouTuber』という大長編アニメ。アニメ業界を揺るがす爆心地。


※長い記事です。読むなら時間に余裕をもって画面から離れてみましょう。


※ガバガバな理論あっても鼻で笑いましょう。

最近私の中でブレイク中のVtuber(バーチャルユーチューバー)についての記事です。
これを見ていると、アニメを見る時間を惜しむようになってくる。怖い。

守「といっても、アニメとは違う別物だからな? 今季アニメロクに見ていないのも、アズレンの記事が上がりにくいのも、原因はこれか」

アニメじゃないって? アニメなんだよねえこれが。

(アニメ)
アニメを作り出す制作会社と、
キャラクターを動かすアニメーター、
キャラクターに魂を吹き込む中の人、
それを見せる放送媒体、
それらを成り立たせる収益形体(CM等の提供)。

こんな感じで構成されているじゃない?
Vtuberの場合も同様に、

(Vtuber)
企業が宣伝や収益のために制作(中には個人でやり遂げる猛者もいる)、
キャラクターCGをあらかじめ作っておく、
キャラクターの魂は中の人次第で左右される、
それを見せる放送媒体はYouTube、
これらを成り立たせる収益形体(広告や投げ銭)



守「こう見るとアニメに近いけど……アニメと違って物語性はないだろ? ゲーム実況とかやってみたとかばかりで」


物語性のないアニメ? 日常アニメだねそれ。
物語性ではなく、キャラクター性で人気を集める集客スタイルのアニメ。

ちょっとしたアクシデントを用意し、それをキャラクターに提示するだけでドタバタが起きたりする。
きらら作品やその他多くの日常系アニメ。俺も大好きなジャンルだね。

Vtuberは、日常系アニメに近い。
しかも更新頻度はアニメよりも多く、1期2期の放送期間取り決めもないので、本人の意思が強ければいくらでも動画増産可能。
「終わらないで」「とまるんじゃねぞ……」という、1期から2期の間に生じるロスがない。
売れる時にいくらでも売り出すことが出来る強み。


守「でもゲーム実況ばかりじゃないか?」

先日電脳少女シロちゃんは、動物の鳴きまねクイズなる珍妙不可思議にして胡散臭い動画をアップしたよ。

守「それは一体誰得なんだよ……」

いいんだよ、当たり外れなんて。些細な問題だ。
一週間待つ形式のアニメだと、ハズレ回でケチが付くこともあるけれども、
シロちゃんはほぼ毎日投稿しているから多少のハズレはあっても問題ない。

「今日はハズレでも明日は当たる」という安心感がある。

ゲーム実況だけじゃあないのが彼女の魅力だしね。

だけれども1回の動画再生時間は比較的短めの10分か20分の間程度。
そこでアニメに差を付けられている……わけでもない。

守「最近のアニメは、15分とかの短めな作りが普通になってきたからな」

そう。今のご時世、30分もアニメ見るのは疲れるという人もいる。
だから生まれたショートアニメの数々が、Vtuber繁栄の下地にもなっていると見ているんですよ。

※ここから先も長いので、時間のある時に読んでみてください。


作画の問題

Vtuberの生放送。親分格のキズナアイですら放送事故で【セルフエコー】。
マイフェイバリットときのそらちゃんも、たまに【音声消失】【関節ガックガク】。
つまりは技術面でのハプニングが多い。

アニメで言うところの作画崩壊に近い、放送事故に対して批判的になる人がいるかと言うと……あまりいない。

守「何でだよ? アニメで作画崩壊何てしたら【低予算】【万策尽きた】とか散々な評価で祭りになるじゃないか」

違いはある。『生放送』とどっちも銘打つけど、意味合いが違う。

アニメ生放送は、『用意したアニメを流す』という意味だけど、
Vtuber生放送は、『リアルタイムで進行する』という意味になる。

リアルタイムで生放送を待機する人。それはほとんどファンなんだよね。冷やかしで来る人はほとんどいない。

守「じゃあ放送事故も楽しめるってことか?」

そう。その圧倒的ライブ感が、ファンにはたまらない。窮地をどう凌ぐかを見るのも面白い。
ときのそらちゃんも、放送事故で【音声の乱れ】という中の人的にもキツイ事態に陥ったときは、
生放送畑で育った叩き上げらしく取り乱さず、『アヴェマリア』を歌ってくれた。
居合わせていたファンは一様に天に召された。

守「じゃあVtuberにとっての作画崩壊は何だ?」

炎上するような発言をした場合かな。それ以外はあまり思いつかない。





費用面でもコスパよし

最近のアニメは収益を上げるのが難しい。
円盤は中々売れないから、配信サイトに登録して黒字に持って行くのがせいぜい。
そもそもアニメを作るために多大な人的費用がかかるし、かけたところで良いアニメが出来るかわからないという博打もある。

だから最近、確実に売れるアニメを小分けにして劇場版放映しているでしょ?
収益を確保したいがための策だよ。ガルパンとか。



でもね。人件費がやっぱりかさむんだわ。
そこを削ったがために、アニメーターは儲からないというイメージや実情を生み出しているから、後進も育ちにくい。
挙句給金のいい海外アニメ会社に移籍する。アニメーターをやめる。
彼らを責めることは断じてできない。彼らも人間だから、生きるための土壌を望んでいるし。
痩せこけた荒地で暮らしていてる人が、肥沃な大地を見たら行きたくなるだろ?

守「金ばかりかかる。売れ行きは不透明。ブームを起こしても長続きしない(進撃の巨人やおそ松さんなど)。今のアニメはマジで先行きが不安になるな」

いや、進撃の巨人はもっと早くに放送すればもっと盛り上がってたから……。
ブームに乗りたくても、アニメ制作には期間が異常にかかるんだよ。

コストの話だけど、ミライアカリは6000万の借金をしてVtuber作り上げた(正直半信半疑ですが)と言っていました。
まあ、ミライアカリと、ときのそらの動画を見比べればその理由は一目瞭然ですがね。

守「ミライアカリは本当に、ぬるぬる動く。気持ち悪いくらい動く」

キズナアイも大概動くけどね。この2人だけはめっちゃ制作時に金かかっているのは誰が見ても明らか。

守「だが、収益構造を考えると、アニメよりも効率は良さそうだな」

その通り。アニメは地上波放送1話作って放送するのに、1300万円程度はかかるらしい。
(NEXGATEの該当記事はこちら(http://www.nexgate.jp/contents/design_movie/mv10_15.html))

12話で1億5600万円かかる。
これよりお金をかけたら質のいいアニメは出来るが……収益回収のハードルも高くなる。
今期だと『バイオレット・エヴァ―ガーデン』とかあれはヤバい……高品質なアニメを作っても売れにくい世の中であれは相当の博打だと思う。

それで思ったんだ。アニメを作っても採算とりにくいなら、1000万円程度の品質良いVtuber作り上げて、それを広告塔兼収益母体にすればいいって。最初は売れなくてもVtuberだから、動画をアップすることは出来る。
此度のVtuberバブルのように、いつ大ヒットを飛ばすかわからないから継続すれば売れる芽がある。

ときのそらちゃんだって、クリスマス生放送まではそこまで人気がなく、登録者数500人とかでも喜んでいた時期があった。
そこから僅か一か月程度で、登録者数68933人という超人気爆増という跳ね上がりぶりだからね。

守「人気急上昇ってレベルじゃないな」

Vtuber活動としては大成功している分類だ。
まだ終わらない。道は、続く。だからよ……止まるんじゃねえぞ……。

守「そのオルガネタはこの子(ときのそら)どこまで引っ張るんだろうな?」

割とこの子のキャッチフレーズに昇華されているので……びっくりすることに。


話を戻すけど、収益の話ね。YouTubeと同じく、広告と投げ銭を主として、
企業案件動画を出すことでも利益が出る。(最近ならのじゃおじの『天華百剣 斬』『魔術破りのリベンジ・マギア』動画)

広告料はいくらかは折版。
生放送にのみ適応される投げ銭は、総額の7割が配信者の手元に来る。

長い目で見れば広告付きの動画の方が継続利益が見込めるけど、即座に配信者にいくのは投げ銭だね。
スーパーチャットと言って、コメントを読んでもらい易くなる機能だよ。

守「登録者数5万人で数十万円入ったときのそらは一体……」

彼女のファンはある意味Vtuber界隈でもヤバい人多いから(鏡を見つつ)
まあシロちゃんもね。30分の生放送前の待機時間中に100万、放送終了時には190万円いってたみたいだし。
(シロちゃんの場合は初の投げ銭実装もあって、ご祝儀的な意味もある。今後おいくらになるかは知らない)

人気実況者への投げ銭は、過熱する傾向にあるらしいからね。
しかも、一度人気に火が付いたら、数か月後も人気者でいられる公算が高い。
恐らくは数か月で元手はとれる。

それに個人の人気が高まったら、キズナアイのようにLineスタンプを販売したり、
前例はないけどキャラクターグッズを販売したりすることで別途収益を確保可能。

または、ときのそらちゃんのように、現実でのライブを目指す子は将来CDや音楽配信も視野に入れているはず。
……え? シロちゃんもアイドルが目標ですって? そ、そうだね。歌っているところ【わかさ生活】しか見たことないけど。


守「グッズや音楽を収益にする……まるでアイドルだな」

そう。アイドルでアニメでユーチューバー。
それがVtuberだ。

アニメ以上に素早い投稿フットワーク。
YouTubeは世界に向けたサイトなので、アイドル以上の活動範囲(毎度動画が全世界配信)。
ユーチューバーらしく儲けることも可能。


人気の高まり次第では、今後社会現象に発展してもおかしくはない。

そういうポテンシャルを持っている。


だからこのVtuber達の躍動を見ている私たちとしては、数々のキャラが生み出す日常アニメを見ている気分になるんだよ。
しかもそれぞれのキャラで自律的に動くアニメだよ? そんなの、アニメ好きなら見ないわけにはいかない。
これからも見ていく所存ですよ!


ちなみにこれから見たいけどどれ見たらいいかわからない人は、『バーチャルユーチューバー欲張りセット』を見て欲しい。様々なバーチャルユーチューバーがいるので、気に入った子(?)を追いかけていこう。
ラベル:Vtuber
posted by ずばのろ at 08:59| 東京 ☀| Comment(0) | Vtuber | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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