皆を幸せにしたのち、そのまま消えてしまうなんて言う展開はよくある話です。
しかし、i・ショウジョの最終回を、それで終わりだなんて寂しいことだけは言いたくなかったっから、
だから記事にはしなかった!!
真の最終回!! 単行本最終巻!! 真の最終回が掲載されている!
思い返せば様々なことがあった。
雪山の遭難。お笑いが滑る。お姉ちゃんズが迫ってくる。
ストーカー女子。目立ちたがり屋。よく被害にあう不良娘。
素直になれない金持ち。某国の姫様。カッコいい名前のデブ。
ギャンブラー。アイドルに憧れる子。ゲームで過去をめぐる青年。
欲望に恋をした少年。優しい母を求めた存在。クリスマスを望んだ子。
未来が変わる子。引きこもりの子。意地悪しか言えなかった子。
i・ショウジョは途中から記事に書かなくなったものの、ずーっと読んできて、最後の最後まで楽しめた稀有な作品でした。
ジャンプ本誌からの移住、そこでの完結。しかも尻切れトンボなどではない、しっかりとした完結。
最終巻の単行本の帯裏には、こう書いていました。
「この作品を愛してくれた全ての方々に。
ありったけの感謝を込めて―――!!」
ありったけの感謝を込めて―――!!」
その言葉に嘘偽りなどありません。
しかし偽りだとするならば、この言葉は作者様が贈る言葉のくせに、
作者様も対象になっていること。
この作品を心の底から愛しているのだと感じられること。
それは連載中でも感じることが出来ています。
最終決戦の全員の力を結集する展開も、本誌の最終回の時も。
この作者様は、この作品を全力で愛しているのだと言う事がビシバシ伝わってきました。
だからこそ今回の、真の最終回が描けたのでしょう。
だからこそあれだけのキャラを生み出せたのでしょう。
最早私が言う事などありません。
言わずとも皆さん、真の最終回がどんなものなのかぐらい、想像がつくはずでしょうから。
しかし。いかなる形であれ、私はアイビスちゃんを見続けるためにこの最終巻を手に取って今、記事にしています。
それはきっと、アイビスちゃんから受け取った魔法がそうさせたのだと思います。
ありがとう、i・ショウジョ。
ありがとう、高山としのり先生。
ありがとう、高山としのり先生。
感謝の言葉以外何を伝えればいいのかわかりません。
この作品を語る上で大事なのは、エロ以上に愛(i)の詰まった作品ほど良いものはないということ。
愛に溢れたこの最終巻。是非とも買って下さい。読んでください。
悲しき欲望と、それを止める愛と、想い合い慈しみ合う愛の全てが込められた、i・ショウジョの集大成がここにあります。
最後に私は言いましょう。
バスト96のアイビスちゃんもそうでないアイビスちゃんも大好きです!!!!!!