数か月前から更新が滞る。
その意味を分かって下さり、今まで文句も言わないでいてくれた読者様方に、
この度このゲームを正式に卒業する旨をお伝えいたします。
アズールレーンが原因ではありません。もっと昔から、このゲームを起動させていなかったのです。
このゲームの前身であるオイハギノモリより、私は製作者様のファンです。
どの放置ゲームもイマイチな仕上がりと嘆く中で、このゲームの出現は天恵でした。
基本は放置ゲーム。しかし、少しずつ成長し、武器も防具もそろえていき、ペットも増やしてと、
やることが多くてのめり込み、放置ゲームなのに放置できないという魔性のゲームでした。
目標額の10億などあっという間に稼ぎ切り、その先を目指す長い旅路。
毎日毎日、起動させては無限に放置を繰り返したものです。
時計とにらめっこして、何分で全エリア突破が可能かも計測したこともあります。
見えない剣速でばっさばっさ敵をなぎ倒していく。
今まではあっさりと圧倒されていた相手を、上回るほどの強さで。
また現れる強い敵に心を躍らせて、いくらでもいくらでも戦い続けました。
しかしどんなゲームにも終わりがあります。
個人的に終わりはどこかと言えば、「行けるところまで」が答えです。
10億が通過点である以上、終わりを決めるのはプレイヤー自身です。
膨大なお金を稼ぎ、圧倒的な力を持ち、伝説の武器も、装備も整えすぎて。
これ以上いじっても大差ないまでにまで、成長してしまった。
恐らくドラクエにこのキャラ送ればゾーマを屠れます。
FFに送れば召喚獣をも屠れます。それくらい出鱈目に強い。
呪文も使えないのに単騎で倒せるんです。
HPは6桁。ディスガイアかね君はと。笑った日もあります。
何故このゲームを止めたのか。
1つは仕事です。
充電機につないで起動させ、そのまま放置な日々が気楽に出来た時代もありましたが、
このゲームは起動時以外だとお金と経験値しか入らない仕様上、
それが出来ない日が多くなれば当然、距離も遠くなっていくのです。
決してこのゲームは嫌いではありません。
それだけは誓って。でなければこんなに多くの記事を書くには至らなかった。
ブログを書く喜びを思い出させてくれたのは、このゲームがあってこそでした。
2つめが本命で、限界を感じたからです。
行けるところまでに行ってしまった。そう感じたからです。
まだ空があります。その先もある。石板も解き明かしていない。
けれどもそれを達する前に、自分の中にあった「行けるところまで」に、至ってしまったのです。
伝説装備を見つけまくり、それにスキルを付与して、強化してを繰り返すうちに、
猛烈な作業感と、越えられない壁の高さに足踏みした時に感じた、限界の壁。
越えた先にまた、巨大な壁があることを思い、
……もう十分稼いだ。そんな気分が沸いてしまったのです。
思い起こせばオイハギノモリを引退した時も、これ以上は良いという放熱が原因でした。
エンディングのないゲームのエンディングは、自分で幕引くしかないのですから。
主人公名:セプテム
レベル:3436
装備は充実。ペットはラスボス。
金は潤沢。プレイ時間は515時間。
倒した魔物は3,013,135体。
138回もの世代を超えて、
1204回もの練成を行い、
214688の装備を発見し、
2221個ものアーティファクトを探し求め、
……そしてレガシーストーンを、26,178,626個、かき集めてきました。
レベル:3436
装備は充実。ペットはラスボス。
金は潤沢。プレイ時間は515時間。
倒した魔物は3,013,135体。
138回もの世代を超えて、
1204回もの練成を行い、
214688の装備を発見し、
2221個ものアーティファクトを探し求め、
……そしてレガシーストーンを、26,178,626個、かき集めてきました。
パッシーという不愉快で愉快で素敵な不細工は、忘れられないキャラクターです。
魔物レベルの限界を知った時の悔しさは忘れられません。
長い長い間。
このゲームと歩んだ日々を、私は決して忘れません。
でも、この記事を書くのは正直怖かったんです。
記事を見てくれる人が離れてしまうのではないかという矮小な理由と、
本当に楽しみにしている人を裏切るんじゃないかって思い。
でもいつまでも引っ張ったところで、書く気もないのに最終記事を書かないのは、
なんだか卑怯な気がした。それでこの記事をしたためました。
考察を交えて武器をいじり倒す記事もあったし、
対策を講じた記事もあった、アーティファクトのこともです。
収集と装備と準備と出撃。ハクスラの醍醐味を十二分に味わうことが出来たこのゲームに、
ずばのろは感謝します。ありがとうレガシーコスト。
ありがとう、レガシーコスト。
かけた時間を、無駄と切って捨てられない。
最後にレガシーコスト製作者様に、多大なる、ありがとうを!!
Fin
ラベル:レガシーコスト